漢方薬と健康食品（サプリメント）は原料は同じ草木でも全く異なるものなのです。

漢方薬はその効き目が科学的に証明されているもの。
健康食品（サプリメント）はその効き目が証明されていないものです。
その違いは大きいのです(^_^)

例えば、当店にはシノミッテルカプセルという糖尿病の漢方薬があります。
が、お客様は糖尿病に良いと言われるサプリメントとどちらを飲んだらよいでしょうか？と聞かれます。

それは明らかにまず漢方薬の方を飲むべきなのです。
比べること自体が間違いなのです(^_^)

でも、それはお客様が悪いのではなくて、それを知らせる努力が足りないこちらの方が悪いのだと思っております(^_^)

このサイトを通じてそういうことをご理解頂ける一助になれば、幸いだと思います。

健康食品は食品だから安全だ。
けれども、漢方薬は自然のものとはいえ医薬品だから、副作用がある、とよく健康食品を販売される方が説明されることが多いようです(^_^)

でも、そこには大きなごまかしがあります。

漢方薬は自然のものではありますが、その働き、製造の品質が厳しく研究、検査されてそれを服用したときのメリットとデメリットが使用上の注意として添付文書に書いてあります。

ですが、健康食品（サプリメント）についてはその働きも原材料の品質も製造設備も全てその製造販売者に委されているわけです。
もちろんほとんどの健康食品も十分な品質と設備の元で製造されているとは思いますが。

そこに、漢方薬と健康食品との大きな違いがあるのです(^_^)

漢方には瞑眩（好転反応）という言葉があります。
良くなる前に、一時的に以前より悪くなることがある、という意味です。

この瞑眩（好転反応）という言葉最近健康食品（サプリメント）を販売される方の間でも使われることが多いようです。

例えば、皮膚の症状などの場合によく使われるようで、飲み始めてから返って皮膚の状態が悪くなったときにはそれは瞑眩（好転反応）と言い、皮膚の下の毒素が表面に出てきたところだから効いている証拠だ。
続けていれば、段々良くなる、と説明されることが多いようです。

つまり、漢方薬には副作用がある、と言いながら、漢方の瞑眩（好転反応）という言葉はちゃっかり使っておられるわけです。
良いとこ取りです(^_^)

それで問題がなければよいのですが、私が現実に漢方薬を20年近く販売してきて瞑眩（好転反応）ということにあったことはほとんどありません。

結果はどうであれば、漢方薬を服用して頂いて一時的であれ、悪くなったらいけない、と私は思っています。